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Author:あわ屋
田んぼ、未来、ハーモニー。 サウンドアートユニット”AWAYA/あわ屋”とその仲間たちによる、自然農田んぼ奮闘記。



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あわ屋の田んぼ通信
AWAYA's biotic Farlm garden.   サウンドアートユニット”AWAYA/あわ屋”の農ある生活

きらめ樹体験
ぴーすさんのお誘いで、近くの龍神村で”きらめ樹”が行われると聴き
初挑戦してきしました。

IMGP1366_20110903131329.jpg

”きらめ樹”とは、一言で言えば杉の皮むき間伐のこと。

今、日本には800万ヘクタールといわれる規模で間伐されずに
放置されている杉等の要間伐林があります。
密集した要間伐林には、光が差さないため、植生は極端に乏しく、
獣、鳥の餌もなく、各地で獣害を引き起こす原因にもなっています。
更に大地にしっかりと根を張ることが出来ない要間伐林は、
大規模な風倒木が発生し、土砂災害、土壌流出が各地で頻発することも
危惧されるなど、大きな社会問題となっているのです。
しかし、間伐作業は危険を伴う重労働であり、こうした作業にあたる人手が
不足しているのが現状。

そこで、考えだされたのがこの”きらめ樹”。作業はいたって簡単。
まず間伐が必要な杉を立ったまま皮を剥きます。
IMGP1362_20110903131330.jpg

杉の皮は、少し切れ込みを入れるだけで簡単に上の方まで剥くことが出来ます。
IMGP1360_20110903131331.jpg

こうすることで、一年もすると杉は立ったまま枯れ、乾燥していきます。
水分の抜けた杉の木は、切り倒しても女性でも持って運べるほど軽くなっていて、
誰でも気軽に作業ができるというメリットがある、というわけです。

杉の木を立ったまま枯らすなんて、一見環境保護とは逆の様に聴こえますが、
この皮むき間伐一年後には、草木の生えない茶色い地面が、
一面の緑に萌えあがるといいます。
こうして芽吹いた多様な草木は、大地の土をしっかりと固定し、水を貯め、
そして、多様な生物の餌場となっていくのだそうです。

一年後、再びこの杉林へ訪れるのが楽しみです。

T


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ピースウォークの様子
ぴーすのミナミさんより、ピースウォーク@田辺(4/17)の様子。
>写真はこちら<



賑やかで楽しそうですね。

モノの話
面白い短編映像を知りました。
Link・森と水と人をつなぐ会の木村さんから頂いた情報です。

私たちの身の回りに起きている、なんか変だぞ?と思うような事柄の根っこの部分を、
とっても分かりやすくまとめてあります。
T

The Story of stuff(モノの話)
part1


part2


part3


part4

ぴーす make friends tour 2010 vol.1開催
ごはんバーグ&ベジソース


1月30、31日、ぴーす make friends tour 2010 vol.1 がギャラリー&カフェ「ふわり」さんで開かれました。

フェアトレード、トーク、歌、演奏、ぶんぶん通信、土鍋料理、写真展…と、盛りだくさんな内容でした。大勢の方に来ていただいて、本当に充実した2日間でした。

素敵な場所を提供してくださり、会場づくりやDVD上映用のスクリーンの用意、料理作りなど様々な面で協力して下さったふわりさん、そして、東京からはるばる来てくれて自然食・土鍋料理を作ってくれたり、エネルギーのこと・政治のこと・食べ物のこと、楽しく熱く語ってくれた「やっちゃん」こと坂山保之さん、大阪や和歌山市、龍神村、地元田辺などいろんなところから集まって下さったミュージシャンの皆さん、そして来てくださった皆さんに心から感謝、感謝!です。

イベントのようすはこちらをどうぞ♪
 http://blog.goo.ne.jp/minatajp/e/c6ffe0e9d14fb600c199d53fd87eaec7


講演会「木質バイオマスの可能性」
久しぶりの更新です。。。^^;


今日(1月24日)、田辺市ひがしコミュニティセンターで、

「木質バイオマスの可能性」と題して、

近畿大学生物理工学部の澤井徹教授を講師にお招きして、講演会が開かれました。

(主催:紀南地域地球温暖化対策協議会、紀南木質資源カスケード利用研究会)

紀南地域はそのほとんどが木々に覆われた森林地帯。
この森林は、私たちに大きな恵みを与えてくれています。
山を治め、水源を涵養し、動植物を育て、CO2の吸収源ともなってくれています。
森林の保全とあわせて、新たなエネルギー源としての木質バイオマスの利用を考えることは、
地域でできる、地域の資源を活用したCO2の削減につながるのでは。。。


会場に行ってみると、まず、参加者の多さにびっくり!しました。

自然エネルギー、木質バイオマスに関心を持っている人がこんなに多いんだ、と。。


お話の内容は、近年のCO2排出量の動向(家庭からの排出が増えてる)、どういうものがバイオマス資源になるのか、木質バイオマスはエネルギーとして利用できる効率性が実はバイオエタノールより高い…などなど。

それから、ペレット燃料について。ペレットとは、廃材や間伐材を固めて燃料として利用できるようにしたもの。
詳しくは→日本木質ペレット協会(http://www.mokushin.com/jpa/pellet_04.html)

燃焼効率がよくて、しかも、燃やして出てくるCO2は再び森林が吸収してくれる循環型の燃料で、もっと利用が広まれば良いんですが、普及が遅れていてまだまだ高価というのが実情のようです。

こんなにも森林資源が豊富で、間伐材も出てきそうな和歌山には、ペレットを作る事業所が無いそうで、そういったこともペレット利用が広まらない原因の1つなのかもしれません。


剪定された梅の枝を利用したペレット(和歌山は全国一、農地面積に占める果樹栽培面積が大きいそうです。これを利用しない手はないですよね!)、バイオコークスなどを実際に見せてもらったりして、技術の進歩に目をみはる思いがしたのと、そういった技術を広めるための施策が必要。。という意見が会場から出ていましたが、まったくそのとおりだなぁと思いました。

また、ペレットの製造、流通、販売などを、市町村や県を越え、紀伊半島全体で取り組んでいくようなことも考えていくべきでは?というような意見もありました。

今後も木質バイオマスの利用の実現に向けて関心ある人たちで定期的に集まっていくことになったようで、今日も講演会のあと、さっそくミーティングが開かれてました。

私は用事があったので、先に帰ってきましたが、今後の展開に注目したいと思います。

今日の講演で、木質バイオマスや、その他の自然エネルギーを取り入れた生活(理想は100%!)が当たり前の世の中が早く来てほしいな!そう思いました。
そのためにも、徐々にですが、まずは自分の生活の中でできることから変えていこうと思います。

それから、今日は、1月31日の「ぴーす make friends tour 2010 vol.1」に、AWAYA’Nとして出演してくださるtOmOkicHiさんとyUさんたちがスタジオに音あわせに来てくださってました~♪
オリジナリティーあふれる音の世界で一緒になって遊べる感じです~当日が楽しみです!!


テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ

上関・祝島って知っていますか?
「ブログ書いてみない?」とのお声がけがきっかけで、今日から時々ブログに登場させて頂くことになりました、プチ田メンバー・ミナです。

まず一回目は、タイトルにもあるように、

上関と祝島のことについて、皆さんに知ってもらいたいなぁと思っています。

上関町は、山口県の東部にある高齢化の進む人口3500人ほどの、昔ながらののどかな風景が広がる瀬戸内海に面した町なんですが、そこに今、原子力発電所がたてられようとしています。

建設予定地は、長島という瀬戸内海に突き出た島の一番端の「田ノ浦」という海岸。
このあたりの海は、瀬戸内海最後の楽園とまで言われる美しい海で、絶滅危惧種のスナメリ(世界最小のくじら)や特に絶滅が危惧される日本固有種の天然記念物といった希少動物が住んでいます。

計画が持ち上がったのは27年前。それから町は推進派が過半数を占めるものの、反対派の住民もいて、互いに争いあうようになってしまいました。
中でも、田ノ浦から約4km沖合いに浮かぶ祝島(上関町)という島では、約500人の島民の9割が反対し、毎週一回島で反対のデモ活動を続けてきました。(去年1000回を超えたそうです)

昨年、山口県知事は、反対派住民への十分な説明や話し合いの機会もないまま、
原発をつくろうとする中国電力に対して、埋め立て工事を許可してしまい、
今年9月10日から、中国電力は強行的に工事に取り掛かろうとしました。

はじめの1ヶ月間は、祝島の漁船や、全国から集まった人たちの阻止行動で作業は見送られてきましたが、中国電力はたびたび「反対派住民の理解を得られるように努力します」と言ってきたにも関わらず、10月7日(台風が来る寸前)と10月29日の早朝、人の目を盗むような方法で工事範囲を示すブイを設置し、工事が着工された形となってしまいました。
(埋め立て許可の期限は10月22日だったので、それまで着工されなければ許可はいったん取り消されることになっていたのですが)

私は10月4日から6日まで、阻止行動が行われていた田名埠頭というところと、祝島に行ってきました。そこで、地元の人、県外の人、多くの人たちと話をしました。
祝島の人たちにとって、海は先祖代々受け継いだ宝もの。漁で生活してきた祝島の人たちだけでなく、そこに住むすべての命のとって、海の環境が変わることは、そこで生きていくことが難しくなることを意味します。

原発ができたとして、その恩恵を受けるのは、原発の最も近くに住む祝島の人ではなく、広島などの人口密集地に住む人たちであり、また、その電気は関西にも送られてくるそうです。

私たちの生活に欠かせない電気が今日本ではどうやって作られようとしているのか、
一人ひとりが知ること、知ろうとすることはとても大切なことだと感じます。

27年間反対し続けてきた人々が守ろうとしているものは何なのか…。
それを考えることは、これからの時代、私たち日本人がどういう生き方を選ぶかを考える上で、
とても大きな意味を持っているのではないでしょうか。。。



原発を建てさせない祝島島民の会…http://shimabito.net/

原発、祝島関連のニュース。全国的なことも…http://iwaijima.jugem.jp/

日々の阻止行動の様子やイベント情報など…http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/


******

11月15日(日)、「ぶんぶん通信NO2」( http://888earth.net/dvd.html )の上映会と現地報告会を行うことになりました。
「ぶんぶん通信」は、「六ヶ所村ラプソディー」の鎌仲ひとみ監督が
来春の公開に向けて祝島を舞台に撮影中の「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画の制作過程を公開したもの(DVD)です。
はじめに私が祝島で体験したり感じたことなどをお話しさせて頂きます。


「ぶんぶん通信上映&祝島報告会」

日時:11月15日(日)

○スケジュール
14:00~14:30  現地報告
14:40~    「ぶんぶん通信NO2」上映(63分)

○場所
労働者福祉センター(田辺市末広町4-30。扇が浜前の近畿労働金庫の3階です)

○参加費 400円

○主催 「ぶんぶん通信」上映実行委員会 


地元の人たちが協力しあって企画された会です。
関心をもってもらえる人の輪を広げたいな、と思っています。



テーマ:地域情報 - ジャンル:地域情報