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Author:あわ屋
田んぼ、未来、ハーモニー。 サウンドアートユニット”AWAYA/あわ屋”とその仲間たちによる、自然農田んぼ奮闘記。



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あわ屋の田んぼ通信
AWAYA's biotic Farlm garden.   サウンドアートユニット”AWAYA/あわ屋”の農ある生活

ばんばれオケラくん
代掻きのため、水を入れた田んぼに鍬を入れて耕していると、
時折泥の中からまるまるとしたオケラが出てくる。
080215okera3.jpg

この時期、まだオケラ君たちは冬眠の真っ最中のところ、突然空から鉄の爪が降ってきて、冷たい水中へ放り出されるのだから、たまったもんじゃないだろう。
オケラの体は非常に水をよくはじき、泥の中からきれいに浮き上がってくる。
決して泳ぎは上手くないが、溺れることはないようだ。
080215okera4.jpg

もっとも、このオケラ君は運良く難を逃れることが出来たが、
中には鍬の攻撃の餌食になるものも少なくない。
農作業は土への暴力ではないかと思う。
オケラに限らず、ミミズや蛙やたくさんの小動物が、鍬を入れるたびにまっぷたつになるのを目にすると、なんともいたたまれない気分になる。
鍬でさえこうなのだ。まして耕耘機なんて使えば、逃げ場などないだろう。
もっとも、土から生まれた命は、また土に帰っていく。そのサイクルが少々早められたにすぎないのだが・・・。
その命から、人は作物という命を分けて貰う。結局、人もまたそのサイクルの一部ってことか。

さて、こうして難を逃れたオケラ君にも、まだ試練が待ち受けている。
上空には腹を空かせた小鳥たちが、ピーチクと人間が立ち去るのを待ちかまえている。
地球は地中から上空まで、命の連鎖で覆われているんだな。
080215okera.jpg

がんばれ!オケラくん!
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