紀伊半島山地の夏は、どこもカラムシ−写真に写ってる草−だらけですね。
紀伊半島山地では、ヘンプ(大麻)や綿花の導入が遅れ、近代まで古代からのラミー(苧麻)=カラムシ繊維やユフ(由布、木棉)=樹木繊維、アイヌのアツシみたいなもの を着ていたから、というのが、この草がウジャウジャそこらにある理由らしいです。
(江戸時代、そのあたりを調査しに来た紀州藩の役人が、ユフと毛皮着た住民に会って「書物で知っている古代人に、今の世の中で会うとはなあ」という内容の短歌を作ってます(笑))
【2009/08/15 02:26】
URL | 与作 #- [ 編集]
この草が繊維になるということは聞いたことがありましたが、そんな歴史があったんですね。
せっかく大量にあるのだから、それこそ何か有効利用できないかな?
今のご時世、大麻を植えると悪者になるそうだし(笑。
【2009/08/15 09:36】
URL | tOmOkicHi #- [ 編集]
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